これまでの講習会・セミナー開催レポート
■ 医療従事者のための健康食品セミナー【第1弾】
~健康食品の正しい知識~
セミナーは概要のとおり、第一法規9階ホールに定員をオーバーする大勢の受講者の参加を得て午後一時半から始まりました。
厚生労働省衛生専門官・調所勝弘氏による「健康食品の概要」、名古屋市立大学大学院講師・牧野利明氏による「健康食品の適正な利用とその対応のために」の二つの基調講演。
座長・田中平三(聖徳大学大学院教授)、パネリスト・矢吹清人(日本プライマリ・ケア学会常務理事)、丹羽正幸(医療法人社団丹伎会丹羽クリニック院長)、堀美智子(薬剤師)、梅垣敬三(国立健康・栄養研究所健康食品情報プロジェクトリーダー)の各氏と受講者によるパネルディスカッション。
それぞれ大きな成果をもたらしたセミナーでした。
【受講者の内訳】
薬剤師38% 営業関係10% 管理栄養士7%
研究技術・開発7% 医師2% その他
【受講者のアンケートから】
(Q)患者さんへの情報提供はどのように行っていますか?
A 病院での服薬指導を行っているが、健康食品に関しては
一般の人以上の知識を持っていないため特に情報提供は
していないのが現状だ(薬剤師)
A 服薬指導時に医薬品との相互作用があるものに関して
説明する(薬剤師)
A 自分が勉強したことの中からデータを基に情報提供
する(医師)
A 栄養指導の場で行う(管理栄養士)
A 文書で提供するが積極的にはやってない(薬剤師)
A まずは一般的薬効についてはなし、次に患者とのコミュ
ニケーションによって何を求めているかにより説明する
(薬剤師)
A 市民講座を開催している(薬剤師)
(Q)健康食品の情報収集はどのようにおこなっていますか?
A インターネットや雑誌(薬剤師)
A 業界展示会や新聞(管理栄養士)
A 日本健康栄養食品協会の会報、食品保健指導士会会報、
ホームページ(薬剤師)
A 専門分野の勉強会、影響の大きいTV番組のチェック
(薬剤師)
A 厚生労働省と国立健康栄養研究所のホームページ
(管理栄養士)