インタビュー
三浦 純一先生 (公立岩瀬病院 医局長 外科部長)
- 日本ナレッジマネジメント学会ヘルスケア部会部会長
- セントジョンアンビュランスジャパン協会東北支部支部長
- 日本外科学会認定医・指導医
- 日本消化器外科学会認定医・指導医
三浦先生は、公立岩瀬病院の医局長として、4月より全面施行させる個人情報保護法に対し、院内において法律の遵守、具体的対応策の決定、の中心的存在となり、院内方針の作成や職員に対し同法への理解と教育に力を注いでいらっしゃいます。また、院内方針を作成するにあたっては、“患者様の視点に立って”考える、ということを第一にしておられます。
個人情報保護法を病医院内で適正に遵守していくためには、全職員の意識改革をする事が必要と考え具体的事例を基に、分かりやすく理解できるような院内教育を実施されています。院内教育は事務部(受付、会計)のみならず、看護部、医療技術部、そして医局に対しても行っていらっしゃいます。
個人情報保護法を遵守することの第一の目的は、患者様から得た情報を適正に管理をし、患者様に安心して医療を受けてもらうことです。個人情報を漏洩した場合は、多大なる金銭的損害を受けることはもちろんですが、患者様からの信頼を失うことが最大の損失に当たるのです。
病院全体で個人情報保護法を十分に理解し、職員各々の意識を高め、医療従事者と患者様とより良い医療を遂行していけるよう、院内外を問わず日々活躍されています。